兄は、「ドンの散歩!」と、毎朝飛び起き、
そういえば いないんだったと、ゆっくりしようと思っても、
家にいるとドンを思い出してしょうがいないと
そそくさと 出勤する。
母は、「静か過ぎて眠れない」と、不眠を訴え、
作らなくても良くなったご飯の材料をみて
ため息をつき、やたらと 普段しないような場所の掃除にいそしむ。
わたしは ご想像通り 絶望の淵を漂いながら、
レジをひたすら うっております。
こうやって 書いていくことも 癒しのひとつと思ってますので、
ココは ひとつ ご容赦ください。
我が家で一番重症なのは、
実は・・・
なぎちゃん です。
とても、警戒心が強く たとえ 家人が帰ってきたときでも、
玄関の音がすると 2階へ 駆け上がり
隠れてしまう おこちゃま。
そうっと、階段の陰から 誰が来たか確認し、
それから しばらくすると 挨拶に現れる子が、
玄関をあける音がすると、
真っ先に、玄関まで駆け走り、
「なんだ、お母さんだったか・・・」
と、がっくりと 肩を落とす。
それでも、その後ろから ドンが現れるんじゃぁないかと、
後ろをのぞき、じっと 玄関を 見つめて
ひたすら 座って待つ。
私と一緒に寝ておきると、階下のドンへ
頭スリスリの「おはよう」の挨拶。
なので、一階へおりると ドンを探しまくり、
「にゃ〜〜ん、あおう〜〜ん ぐるにゃ〜〜〜ん」
と、ないて ないて ドンを呼ぶ。
しかたないので、ドンの寝ていたマットへ
「おはよう」の 頭ぐりぐり挨拶。
外で、物音がするたびに
ひっしと 窓へしがみつき ドンの息遣いが きこえないかと、
耳をピンと立て 遠くを見つめる。
そんな 姿が居た堪れずに、ただ ひたすら なぎを抱く。
チコは、最期のときを じっと横で見ていたので、
わかってるのかクールなのか ひたすら マイペースの道。
といっても、なぎを 遊びに誘うのが いつもよりも
多いかな。
ドンのドライフード・ウエットフード・馬肉・ダチョウ肉・オイル
は、形見分けで 近所の老犬仲間へ 渡し歩く日々。
(補助ハーネスは お棺にいれました)
今日も 一人ご報告。
「また、ワンちゃん 飼ってくれますよね?」
と、きかれたが・・・
もう、うちは ドンが最後のワンコだと
家族全員で 数年前から話していたのであった。
今のような 家に普段誰も居ず、面倒をちゃんとしっかりと
見れないのならば、飼ってはならぬ。
絶対決して 飼わないんだ!と、
強くは いえないけれども 今はその可能性は 一切ない。
母が引退して、家でゆっくりと 居る日が来ても
大型犬は 飼えないでしょう。
さて、仕事に帰ります。
仕事中は 笑顔で「いらっしゃいませ〜〜〜!!」だ。
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