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2005年04月26日

いったいどこまでやるの?お薬シリーズその1(外敵編)

さて、皆さんはどんなときにお薬を使いますか?
怪我のとき、病気のとき、目が痛いとき、酔い止め、便秘などなど
普段私たちの生活には様々なお薬で、あふれかえってますね。

病気のときが一番お薬を使う率が高いように思います。
(そんなことねえぞ!五体満足だけどいつも怪我ばかりしてるから、そのときに薬使うぞ!
 という方も、今回は病気ということに、しておくんなせい

では、人間はどんなときに病気になるのでしょう?
一口に病気といっても、その原因は様々です。
そのうちの一つに、「体の外からやってきた外敵」によって、攻撃される場合があります。
大きく外敵を分けると、
@細菌(バクテリア)
Aウイルス
B真菌、寄生虫、カビなど
C外的刺激、化学物質など   があり、

このうち、@からBの細菌(バクテリア)、ウイルス、真菌、寄生虫、カビなど
を病原体とよび病原体によって引き起こされる病気を感染症と呼びます。
薬は、感染症によって引き起こされる痛み・発熱などの緩和や、
病原体に対して、直接働きかける作用のものもあります。
 
では、日ごろ「バイキン」とひっくるめていっている、
細菌・ウイルスたちとは、いったいどういうものなのでしょう?

まずは、そこから始めたいと思います。


 
posted by えんたん at 01:39| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | くすり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いったいどこまでやるの?お薬シリーズその2(外敵編)

真菌・細菌・ウイルスって、どうちがうの?

真菌(しんきん)は、きのこやカビの親戚です(水虫などをひきおこします)

細菌とウイルス。
この2つを混合してる方をお見受けするときがごく稀にあるのですが、
全く違うものです。
まず、大きさが違います。細菌の大きさは数ミクロン程度ですが、
ウイルスは、その10分の1しかありません。
 さらに、決定的な違いとして、ウイルスはDNAまたはRNAを持つが、細胞がなく、生物とはいいきれません。
しかし、真菌や細菌は細胞を持った生物です。
(生物とは、細胞をもって自分で増える事と定義されています)

たった、1個の細胞で出来た生物(単細胞生物)が進化して、私たちのような沢山の細胞を持った生物(多細胞生物)が出来てきたと考えられています。

細菌は単細胞生物、真菌は私たちと同じ多細胞生物です。
でも、ウイルスはDNA(またはRNA)はあっても、細胞を持たず、生物すらでないんですねえ。

では、それぞれの外敵さんたちをやっつけるお薬のお話へと、参りましょう。




posted by えんたん at 18:46| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | くすり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いったいどこまでやるの?お薬シリーズその3(外敵編)

細菌を攻撃する薬とは?

細菌を攻撃する薬を、抗菌剤といいます。
抗菌剤の作用は大きく分けて3つ。

@−細菌を殺す殺菌作用で、抗生物質(細菌の増殖を邪魔する抗菌剤)ストレプトマイシンや
ぺニシリン系の薬がこの作用を持ってます。

A−細菌の増殖を阻む静菌作用。(扁桃腺炎の犯人である連鎖球菌をやっつけるサルファ剤が代表的)

B−細菌の体を作るのに必要なたんぱく質の合成を妨害する作用。
 (肺炎を起こすマイコプラズマという細菌相手に用いられるマクロライド系。
 食中毒や敗血症をおこすブドウ球菌に用いられるテトラサイクリン系の薬がその作用を持ってます。)


さて、細菌も私たち人間の細胞も、基本的な構造や材料はおなじです。 
ということは、敵さんは味方のすぐ近くにいるのです。
下手に強力な武器で攻撃すれば、味方までをも死傷させてしまいかねません。
では、抗菌剤はどうやって敵だけ攻撃してるのでしょうか?

人間の細胞にはなく、細菌にあるもの
ソレがキーになります。
posted by えんたん at 19:19| 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | くすり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いったいどこまでやるの?お薬シリーズその4(外敵編)

細菌を攻撃する薬とその攻撃法

人間の細胞にはなく、細菌にあるもの
ーーーそれは、細胞壁というものです。

ペニシリン系やセファム系の抗生物質は、細菌がこの細胞壁を作るのを妨害します。
 細菌の細胞壁は、中にある細胞膜という風船の圧力に耐え、全体の形を保っています。
なので、この細胞壁を作れなくしてやると、風船はうちからの圧力に耐え切れず、ふくらんではじけます。
私たちの体の細胞は細胞壁を持たないため、これらの薬には攻撃されないという仕掛けなんだそうです。
(しかし、副作用に過敏症(アレルギー反応)があります。)
細菌にはペニシリン系やセファム系の抗生物質を分解する酵素を作るもの(耐菌性)もいます。こうした細菌には別の武器がいります。



では、つぎに細菌の増殖を阻む静菌作用にまいりましょう。

細胞は分裂して増殖するとき、DNAの複製やたんぱく質の合成にかかわる酵素が必要です。
細菌と人間では、この酵素が似ていますが違います。
その違いに目をつけて狙うのが、この戦略です。
 DNAの2重らせんがほどけるのを妨げるキノロン類、DNAやRNAのアミノ酸の合成に必要な物質を作れなくするのが、サルファ剤となります。



ようやく、最後の武器ー細菌がたんぱく質を作るのを妨げるお薬になります。

抗菌剤は、細菌がたんぱく質を作れないように、様々な邪魔をします。
たんぱく質の材料であるアミノ酸がDNAの情報通りに結合を阻害するテトラサイクリン系。
レシピとは違う材料をくっつけて、まともなたんぱく質を作れなくするのが、
アミノグリコシド系の薬。
 これらの薬は、DNAとは違うアミノ酸を結合させます。
その結果、DNAの指示通りのたんぱく質が作れずに、細菌は生命活動も出来ず、増殖も出来ません。
 また、リファピシンは、レシピのコピーにあたる伝令RNAを作れなくします。


このようにして、細菌は攻撃され、滅びていくのですね。



posted by えんたん at 20:09| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | くすり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いったいどこまでやるの?お薬シリーズその5(外敵編)

真菌と戦う薬

真菌とは、カビ、酵母、きのこの仲間の総称です。
これらの真菌たちが引き起こす病気には、皮膚や爪に入り込む白せん症、皮膚や粘膜に炎症を起こすカンジタ症、肺や中枢神経を侵すクリプトコックス症などがあります。

真菌は私たち人とおなじ真核生物のなかまです。
その細胞のつくりは動物の細胞によく似ていて、
細胞の中には核があり、細胞は細胞膜につつまれています。
このように、つくりがよく似ているので、抗菌剤が効きません。
そこで、真菌には抗真菌剤の使用となります。


ざっと、主要な抗真菌剤をあげてみましょう。
真菌の細胞膜に働きかけて、穴をあけてしまうリエン系抗真菌薬。
真菌の細胞膜製造を妨害し、細胞膜を作れなくするアゾール系。
真菌のDNA合成を出来なくし、RNA合成も阻害し、最終的にはたんぱく質を作れなくするフルシトシン。


と、このように細胞膜製造・DNA複製・RNA合成と、
私たちの体細胞にもおなじみの機構を阻害しているということは?

私たちの細胞にも作用しやすく、
抗真菌剤は副作用がものすごく強いんです。もうやだ〜(悲しい顔)

 
posted by えんたん at 20:47| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | くすり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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